BASHBUG(1) | FreeBSD General Commands Manual | BASHBUG(1) |
名前
bashbug - bash のバグを報告する書式
bashbug [ --version] [ --help] [ email-address]説明
bashbug は、bash 関連のバグ報告を所定の形式で作成してメールで送付するのを補助するシェルスクリプトです。 bashbug は環境変数 EDITOR で指定されたエディタを起動し、バグ報告形式の下書きの一時的なコピーを開 きます。ユーザは適切な項目を埋めてエディタを終了しなければなりません。すると bashbug は完成した報告を bug-bash@gnu.org あるいは email-address 宛にメールで送ります。報告をメールで送れない場合、この報告はコマンドを実行したユーザのホームディレクトリの dead.bashbug というファイルに保存されます。バグ報告形式の下書きは、複数の節からできています。最初の節には、マシン、オペレーティングシステム、bash のバージョン、コンパイル環境が書かれます。2 番目の節にはバグの説明を書かなければなりません。 3 番目の節にはバグを再現させる方法の説明を書かなければなりません。 4 番目の節(省略可能)は修正方法の提案のためのものです。修正は歓迎されます。
環境
bashbug は、以下の環境変数が存在していれば、これらを使用します:- EDITOR
- 好みのエディタを指定します。 EDITOR が設定されていなければ、 bashbug はデフォルトで emacs を使います。
- HOME
- メールでの送信に失敗したバグ報告が保存されるディレクトリ。
- TMPDIR
- 一時的なファイルやディレクトリが作成されるディレクトリ。
関連項目
- bash(1)
作者
Brian Fox, Free Software FoundationChet Ramey, Case Western Reserve University
chet@po.cwru.edu
1998 July 30 | GNU Bash-4.0 |