PMAP_MAP(9) | FreeBSD Kernel Developer's Manual | PMAP_MAP(9) |
名称
pmap_map — 物理的メモリ範囲をカーネル仮想アドレス (KVA) 空間にマップする書式
#include < sys/param.h>#include < vm/vm.h>
#include < vm/pmap.h>
vm_offset_t
pmap_map( vm_offset_t *virt, vm_paddr_t start, vm_paddr_t end, int prot);
解説
pmap_map() 関数は、保護ビット prot で start から end までの範囲の物理アドレスをカーネル仮想アドレス (KVA) 空間にマップします。*virt で渡された値はマッピングの始まりの仮想アドレスのためのヒントとして扱われます。
実装に関する注
prot 引数は、現在マシン依存の実装によって無視されます。物理から仮想のリージョンへの直接マップをサポートできるアーキテクチャは *virt を変更しないままにして、そのリージョン中で適切なアドレスを返すことができます。
戻り値
pmap_map() 関数は、マッピングが成功して行われたなら、マッピングの始まりの仮想アドレスを返します。また、マップしているリージョンの後の最初の使用可能なアドレスで *virt は、更新されます。関数が成功しなければ、 NULL が返されます。
関連項目
pmap(9)作者
このマニュアルページは、 <bms@spc.org>によって書かれました。July 21, 2003 | FreeBSD |