SYSCALL_MODULE(9) | FreeBSD Kernel Developer's Manual | SYSCALL_MODULE(9) |
名称
SYSCALL_MODULE — syscall カーネルモジュール宣言マクロ書式
#include < sys/param.h>#include < sys/kernel.h>
#include < sys/proc.h>
#include < sys/module.h>
#include < sys/sysent.h>
SYSCALL_MODULE( name, int *offset, struct sysent *new_sysent, modeventhand_t evh, void *arg);
解説
SYSCALL_MODULE() マクロは、新しい syscall を宣言します。 SYSCALL_MODULE() は、 name として指定されたカーネルモジュールの宣言に展開します。このマクロによって要求される残りの引数は、次の通りです:
- offset
- syscall が割り付けられる struct sysent のオフセットを保存する int へのポインタ。
- new_sysent
- は、syscall を実装する関数とこの関数が必要とする引数の数を指定する構造体へのポインタです ( < sys/sysent.h> を参照)。
- evh
- 引数 arg を付けるカーネルモジュールのイベントハンドラ関数へのポインタ。詳細については、 module(9) を参照してください。
- arg
- それが呼び出されるとき、 evh イベントハンドラのコールバック関数へ渡される引数。
使用例
syscall モジュールのための最小の例を、 /usr/share/examples/kld/syscall/module/syscall.c で見つけることができます。作者
このマニュアルページは、 <alex@FreeBSD.org>によって書かれました。January 7, 2005 | FreeBSD |