名称

usbconfig — USB サブシステムを設定する

書式

usbconfig

[ -u unit][ -a addr][ cmds...]

usbconfig

[ -d [ugen]<unit>.<addr>][ cmds...]

解説

usbconfig ユーティリティは、USB サブシステムの情報を設定して、ダンプするために使用されます。

オプションは、次の通りです:

-u unit

デバイス範囲を与えられた USBUS ユニットに接続された USB デバイスに制限します。

-a addr

デバイス範囲を与えられた USB デバイスインデックスに制限します。ユニット引数のみに関連して使用されるべきです。

-d [ugen]<unit>.<addr>

デバイスの範囲を与えられたユニットとアドレスに接続された USB デバイスに制限します。ユニットとアドレスの座標は、小文字の単語 "ugen"が前に付けられます。

-h

ヘルプと利用可能なコマンドを表示します。

オプションなしで呼び出されるととき、 usbconfig は、すべての利用可能な USB デバイスのリストを印刷します。

使用例

アドレス 2 の USB バス 1 のデバイスに関する情報を表示する:

usbconfig -u 1 -a 2 dump_info

アドレス 2 の USB バス 1 のデバイスのための HID 記述子をダンプする:

usbconfig -u 1 -a 2 do_request 0x81 0x06 0x2200 0 0x100

アドレス 2 の USB バス 1 のデバイスのためのインデックス Z で文字列の記述子をダンプする:

usbconfig -u 1 -a 2 dump_string Z

アドレス 2 の USB バス 1 のデバイスのために現在の設定記述子をダンプする:

usbconfig -u 1 -a 2 dump_curr_config_desc

アドレス 2 の USB バス 1 のデバイスのためのデバイス記述子をダンプする:

usbconfig -u 1 -a 2 dump_device_desc

アドレス 2 の USB バス 1 のデバイスを suspend (中断する)、 resume (再開する)、 power off (電源をオフする)、 go into power save (電源セーブモードにする) または power on (電源をオンする) ようにプログラムする:

usbconfig -u 1 -a 2 suspend

usbconfig -u 1 -a 2 resume

usbconfig -u 1 -a 2 power_off

usbconfig -u 1 -a 2 power_save

usbconfig -u 1 -a 2 power_on

利用可能な quirk 名のリストを表示する:

usbconfig dump_quirk_names

quirk に関する詳しい情報については、 usb_quirk(4) を参照してください。

関連項目

usb(4), usb_quirk(4)