TCPDROP(8) | FreeBSD System Manager's Manual | TCPDROP(8) |
名称
tcpdrop — TCP 接続を落とす書式
tcpdrop | local-address local-port foreign-address foreign-port |
tcpdrop | [ -l] -a |
解説
tcpdrop コマンドは、コマンドラインから TCP 接続を落すために使用されます。-a が指定されるなら、 tcpdrop は、すべてのアクティブな接続を落すことを試みます。 -l フラグは、すべてのアクティブな接続を一つずつ落すために tcpdrop 呼び出しをリストするために与えられます。
-a が指定されないなら、与えられたローカルアドレス local-address、ポート local-port と、外部のアドレス foreign-address、ポート foreign-port の間の接続のみ落されます。
アドレスとポートは、名前または数値によって指定されます。 IPv4 と IPv6 アドレス形式の両方がサポートされています。
アドレスとポートは、空白の代わりにピリオッドまたはコロンによって区切られます。
終了ステータス
The tcpdrop utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.使用例
httpd(8) への接続がネットワークリンクで輻輳 (混雑状態) を引き起こすなら、次のように管理している TCP セッションを落とすことができます:
# sockstat -c | grep httpd www httpd 16525 3 tcp4 \ 192.168.5.41:80 192.168.5.1:26747
次のコマンドは、接続を落とします:
# tcpdrop 192.168.5.41 80 192.168.5.1 26747
次のコマンドは、すべての接続を落しますが、 sshd(8) によって使用されるポート、ポート 22 への接続または、ポート 22 からの接続は、落しません:
# tcpdrop -l -a | grep -vw 22 | sh
作者
<markus@openbsd.org> <jmallett@FreeBSD.org>January 30, 2013 | FreeBSD |