PMCCONTROL(8) |
FreeBSD System Manager's Manual |
PMCCONTROL(8) |
名称
pmccontrol —
ハードウェア性能をモニタするカウンタを制御する
書式
pmccontrol |
[ -c cpu | -d pmc | -e pmc] ... |
解説
pmccontrol ユーティリティは、システムのハードウェア性能をモニタしているカウンタの操作を制御します。
オプション
pmccontrol ユーティリティは、コマンド行の順序でオプションを処理するので、後のオプションは、以前のオプションの効果を変更します。次のオプションが、利用可能です:
-
-c
cpu
-
それに続く、引数
cpu によって示された CPU に影響するオプションを有効にして無効にします。 (訳注: 意味不明)。引数
cpu は、システムの CPU を示す数値か、またはシステムのすべての halt していない CPU を意味する、文字列“
*
”のいずれかです。
-
-d
pmc
-
それが次に再び有効にされるまで使用されるのを防いで、
-c によって指定された CPU の PMC 番号
pmc を無効にします。引数
pmc は、指定された PMC を示す数値か、または指定された CPU ですべての PMC を意味する文字列“
*
”です。
アイドルの PMC だけが無効にされます。
-
-e
pmc
-
それが将来使用されることを許す、
-c によって指定された CPU で PMC 番号
pmc を有効にします。引数
pmc は、指定された PMC を示する数値か、または指定された CPU ですべての PMC を意味する文字列“
*
”です。 PMC
pmc が既に有効にされているなら、このオプションは、効果はありません。
-
-l
-
利用可能なハードウェア性能カウンタとそれらの現在の傾向をリストします。
-
-L
-
利用可能なハードウェア性能カウンタのクラスとそれらのサポートされたイベント名をリストします。
-
-s
-
hwpmc(4) によって保守されているドライバ統計値を印刷 (表示) します。
使用例
すべての CPU 上のすべての PMC を無効にするためには、次のコマンドを使用します:
pmccontrol -d*
すべての CPU 上のすべての PMC を有効にするためには、次を使用します:
pmccontrol -e*
CPU 2 上の PMC 0 と 1 を無効にするためには、次を使用します:
pmccontrol -c2 -d0 -d1
CPU 0 だけの PMC 0 を無効にして、他のすべての CPU 上の他のすべての PMC を有効にするためには、次を使用します:
pmccontrol -c* -e* -c0 -d0
診断
The
pmccontrol utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.
歴史
pmccontrol ユーティリティは、
FreeBSD 6.0 ではじめて登場しました。
作者
Joseph Koshy <jkoshy@FreeBSD.org>