PAM_GUEST(8) |
FreeBSD System Manager's Manual |
PAM_GUEST(8) |
名称
pam_guest —
guest PAM モジュール
書式
[
service-name]
module-type
control-flag
pam_guest [
arguments]
解説
PAM のための guest サービスモジュールはゲストログインを許します。成功するなら、
pam_guest モジュールはログイン名に PAM 環境変数
GUEST を設定します。アプリケーションは、通常のログインとゲストログインを区別するために
pam_getenv(3) を使用してこの変数をチェックすることができます。
次のオプションが pam_guest モジュールに渡されます:
-
guests=
list
-
ゲストアカウント名のコンマで分離されたリスト。デフォルトは“
guest
”です。
ftpd(8) のための典型的な値は“
anonymous,ftp
”になるでしょう。
-
nopass
-
ターゲットアカウントがゲストアカウントのリストにあるなら、パスワードの入力を省略します。
-
pass_as_ruser
-
ユーザによってタイプされたパスワードは
PAM_RUSER アイテムとしてエクスポートされます。これは、ゲストユーザがパスワードとして電子メールアドレスを使用するのが奨励される
ftpd(8) のようなアプリケーションに役に立ちます。
-
pass_is_user
-
ゲストユーザがパスワードとしてゲストアカウント名でタイプすることを要求します。
作者
pam_guest モジュールとこのマニュアルページは、 DARPA CHATS 研究プログラムの一環として、 DARPA/SPAWAR 契約 N66001-01-C-8035 (“CBOSS”) の下で ThinkSec AS と NAI Labs, the Security Research Division of Network Associates, Inc. によって
FreeBSD プロジェクトのために開発されました。