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MLD6QUERY(8)
MLD6QUERY(8) FreeBSD System Manager's Manual MLD6QUERY(8)

名称

mld6queryマルチキャストリスナ問い合わせメッセージを送信する

書式

mld6query [ -dr] intface [ maddr]

解説

mld6query ユーティリティは、 maddr が示すマルチキャストアドレスを対象としたマルチキャストリスナ検索 (MLD) 問い合わせパケットを、インタフェース intface へ向けて送ります。 maddr を省略すると、リンクローカル全ノードマルチキャストアドレス (ff02::1) が使用されます。

問い合わせを送信すると、 mld6query は、最大 10 秒間応答を待ちます。応答が返ってきたら、 mld6query は、応答とその種類を出力し、それから他の応答を待ちます。

このプログラムは、デバッグ用にのみ提供されるものです。通常の使用には必要ありません。

-d オプションをつけると、 mld6query は、MLD 問い合わせパケットではなく MLD 完了パケットを送信します。同様に -r オプションをつけると、 MLD レポートパケットが送信されます。 -dr オプションは、デバッグ用にだけ存在しています。

終了ステータス

このプログラムは、成功すれば、0 で終了し、失敗すれば、0 以外で終了します。

歴史

mld6query ユーティリティは、WIDE/KAME IPv6 プロトコルスタックキットではじめて登場しました。

バグ

mld6query ユーティリティは、リンクローカルスコープにないマルチキャストアドレスのことは考慮していません。
May 17, 1998 FreeBSD