名称

mksnap_ffs — ファイルシステムのスナップショットを取る

書式

mksnap_ffs

snapshot_name

解説

mksnap_ffs ユーティリティは、 snapshot_name と名前が付けられたスナップショットを作成します。

ファイルのグループ所有権は、“ operator”に設定されます。ファイルの所有者は、“ root”のままです。スナップショットのモードは、“ operator”グループの所有者またはメンバによって読み込み可能となるように設定されます。

使用例

/usr/home ファイルシステムのスナップショットを作成して、ほかの場所にスナップショットをマウントします:

mksnap_ffs /usr/home/snapshot 
mdconfig -a -t vnode -o readonly -f /usr/home/snapshot 
mount -o ro /dev/md0 /mnt/

関連項目

chmod(2), chown(8), mdconfig(8), mount(8)

歴史

mksnap_ffs ユーティリティは、 FreeBSD 5.0 ではじめて登場しました。

警告

ディスク満杯の状況は、空きブロックが見つからないとき、満足に操作されず、システムパニックとなるかもしれません。

すべてのファイルシステムは、最大 20 のアクティブなスナップショットしか持つことができません。この制限に到達するとき、より多くのスナップショットを作成する試みは、 ENOSPC で失敗し、 mksnap_ffs は、“out of space” (容量不足) であると報告します。