IFMCSTAT(8) | FreeBSD System Manager's Manual | IFMCSTAT(8) |
名称
ifmcstat — インタフェース毎のマルチキャストグループ管理統計をダンプする書式
ifmcstat | [ -i interface][ -f address-family][ -v][ -K][ -M core][ -N system] |
解説
ifmcstat コマンドは、カーネルからマルチキャストグループ情報をダンプします。次のオプションがサポートされています:
- -i interface
- 表示するためにインタフェースを指定します。
- -f address-family
- 表示されるアドレスファミリを指定します。 inet, inet6 と link がサポートされています。
- -v
-
リンクレイヤ (link-layer) メンバシップが印刷されるべきであることを指定します。それらは、デフォルトで抑制されています。それは、
-f
link に対して指定されません。また、各グループのためのソースリストが印刷されます。
2 度指定され、 kvm(3) が使用中であるなら、各インタフェースのための制御プレインタイマ (control plane timer) と各グループのためのソースリストカウンタも印刷されます。
ifmcstat が kvm(3) のためのサポートで構築されていた場合にだけ、次のオプションが利用可能です:
- -K
- マルチキャストグループ情報を検索するために kvm(3) を使用することを試みます。
- -M core
- デフォルトの /dev/kmem の代わりに、指定されたコアからリストされた名前に関連づけられた値を抽出します。
- -N system
- システムがブートされたカーネルイメージである、デフォルトの代わりに指定されたカーネルからリストされた名前を抽出します。
実装に関する注
ifmcstat は、常に IPv6 マルチキャストグループメンバシップの組み込まれたスコープ ID を印刷します。これは、メンバシップが常にインタフェースに見られるからです。-v オプションで実行されるとき、 ifmcstat は、それらが、レイヤ 3 プロトコルによって参照されているなら、二度マルチキャスト MAC アドレスを印刷します。
kvm(3) サポートで実行されるとき、システムで設定されたすべてのインタフェースの名前は、たとえ、マルチキャストグループメンバシップがそれらのインタフェースに存在していなくても、出力の最初のカラムに印刷されます。また、出力は、カーネルデータ構造が、出力の最小のポストプロセスで横断されているように、わずかに異なるかもしれません。
kvm(3) サポートなしで構築されるとき、 ifmcstat によって表示される情報は、より制限されます。このサポートは、デバッグ目的のために推薦されます。実行するカーネルを視察するために使用されるなら、スーパユーザ特権を必要とします。
May 27, 2009 | FreeBSD |