名称

ggated — GEOM Gate ネットワークデーモン

書式

ggated

[ -h][ -n][ -v][ -a address][ -p port][ -R rcvbuf][ -S sndbuf][ exports file]

解説

ggated ユーティリティは GEOM Gate クラスのためのネットワークサーバです。それは、クライアントマシンに置かれた作業から GEOM Gate 要求をサービスするためにサーバマシンで実行します。 ggatec(8) と ggated の間の接続は暗号化されていないことに、留意してください。

利用可能なオプションは次の通りです:

-a address

バインドする IP アドレスを指定します。

-h

利用可能なオプションを印刷 (表示) します。

-n

TCP ソケットで TCP_NODELAY オプションを使用しません。

-p port

ggated が接続を listen (接続を受け付け) するポート。デフォルトは 3080 です。

-R rcvbuf

使用する受信バッファのサイズ。デフォルトは 131072 (128kB) です。

-S sndbuf

使用する送信バッファのサイズ。デフォルトは 131072 (128kB) です。

-v

fork しません。フォアグランドで実行し、デバッグ情報を標準出力に印刷 (表示) します。

exports file

エクスポートファイルのための代替の位置。

エクスポートファイルの形式は次の通りです:

1.2.3.4  RO /dev/acd0 
1.2.3.0/24 RW /tmp/test.img 
hostname WO /tmp/image

終了ステータス

成功すれば終了ステータスは 0 で、コマンドが失敗するなら 1 です。失敗に関する詳細を得るためには、 ggated は -v オプションで呼び出されるべきです。

使用例

CD-ROM とファイルをエクスポートします:

# echo "1.2.3.0/24 RO /dev/acd0" > /etc/gg.exports 
# echo "client RW /image" >> /etc/gg.exports 
# ggated

関連項目

geom(4), ggatec(8), ggatel(8)

作者

ggated ユーティリティに加えてこのマニュアルページも Pawel Jakub Dawidek <pjd@FreeBSD.org>によって書かれました。