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EDITMAP(8)
EDITMAP(8) FreeBSD System Manager's Manual EDITMAP(8)

名称

editmap - sendmail のためのデータベースマップで単一のレコードを問い合わせるか、または編集する

書式

editmap [ -C file] [ -N] [ -f] [ -q|-u|-x] maptype mapname key [ "value ..." ]

解説

editmap は、sendmail(8) のキー付きマップの検索よって使用されるデータベースマップの 1 つのレコードを問い合わせるか、または編集します。引数は、コマンド行に渡され、(問い合わせのための) 出力は、標準出力に向けられます。

それがどのようにコンパイルされるかに依存して、 editmap は、 maptype パラメータを使用して選択され、最大 3 つの異なるデータベース形式を操作します。それらは、次の通りです。

dbm
DBM 形式のマップ。これは、ndbm(3) ライブラリを要求します。
btree
B-Tree 形式のマップ。これは、新しい Berkeley DB ライブラリを要求します。
hash
ハッシュ形式マップ。また、これは、Berkeley DB ライブラリを要求します。

TrustedUser オプションが sendmail 設定ファイルに設定され、 editmap が root として起動されるなら、生成されたファイルは、指定された TrustedUser によって所有されます。

フラグ

-C
TrustedUser オプションを検索するために指定された sendmail 設定ファイルを使用します。
-N
(別名マップのための) マップの文字列を終了するヌルバイト (ヌル文字) を含めます。
-f
通常、キーのすべての大文字は、小文字に変換されます。このフラグは、その振る舞いを無効にします。これは、sendmail.cf の K 行の-f フラグと一致することを目的としています。値は、決して大文字小文字の変換を行ないません。
-q
指定されたキーのマップについて問い合わせます。見つかったなら、標準出力に値を印刷 (出力) して、0 で終了します。見つからなかったなら、stdout にエラーメッセージを印刷 (出力) して、 EX_UNAVAILABLE で終了します。
-u
valuekey のレコードを更新するか、または、それが存在しないなら、新しいレコードを挿入します。成功すれば、0 で終了し、失敗すれば、EX_IOERR で終了します。
-x
マップから特定のキーを削除します。成功すれば、0 で終了し、失敗すれば、EX_IOERR で終了します。

関連項目

sendmail(8), makemap(8)

歴史

editmap コマンドには、歴史がありません。
$Date: 2003/02/01 17:07:42 $