DMESG(8) |
FreeBSD System Manager's Manual |
DMESG(8) |
名称
dmesg —
システムメッセージバッファを表示する
書式
dmesg |
[ -ac][ -M core [ -N system]] |
解説
dmesg ユーティリティは、システムメッセージバッファの内容を表示します。
-M オプションが指定されないなら、バッファは、
sysctl(3) インタフェースを通してで現在実行しているカーネルから読み込まれます。そうでなければ、バッファは、指定されたカーネルイメージ (またはデフォルトのイメージ) から名前リストを使用して、指定されたコアファイルから読み込まれます。
オプションは、次の通りです:
-
-a
-
メッセージバッファ中のすべてのデータを表示します。これは、あらゆる syslog レコードと
/dev/console 出力を含んでいます。
-
-c
-
印刷 (表示) の後にカーネルバッファをクリアします。
-
-M
-
指定されたコアから名前リストに関連した値を抽出します。
-
-N
-
また、
-M が指定されるなら、システムがブートされたカーネルイメージである、デフォルトの代わりに指定されたシステムから名前リストを抽出します。
関連ファイル
-
/var/run/dmesg.boot
-
通常、ファイルシステムが起動時にマウントされた直後に、バッファの内容のスナップショットが取られます。
歴史
dmesg ユーティリティは、
4.0BSD で登場しました。