名称

crashinfo — オペレーティングシステムのコアダンプを分析する

書式

crashinfo

[ -d crashdir][ -n dumpnr][ -k kernel][ core]

解説

crashinfo ユーティリティは、 savecore(8) によって保存されたコアダンプを分析します。それは、コアダンプと同じディレクトリに分析を含むテキストファイルを生成します。 vmcore.XX と名前が付けられたコアダンプファイルが与えられるなら、生成されるテキストファイルは、 core.txt.XX と名前が付けられます。

デフォルトで、 crashinfo は、コアダンプディレクトリの最新のコアダンプを分析します。特定のコアダンプは、 core または dumpnr 引数のいずれかによって指定されます。いったん crashinfo は、コアダンプの場所を見つけると、それは、コアを生成したカーネルの正確なバージョンを決定するためにコアダンプを分析します。そして、 /boot のサブディレクトリのそれぞれの下にある、適合するカーネルファイルを検索します。また、 kernel 引数によって明白にカーネルファイルの位置を与えることができます。

いったん crashinfo が、コアダンプとカーネルの場所を見つけると、それは、 dmesg(8), fstat(1), iostat(8), ipcs(1), kgdb(1), netstat(1), nfsstat(1), ps(1), pstat(8), と vmstat(8) を含んでコアを分析するためにいくつかのユーティリティを使用します。

オプションは、次の通りです:

-d crashdir

代替のコアダンプディレクトリを指定します。デフォルトのクラッシュダンプディレクトリは、 /var/crash です。

-n dumpnr

コアダンプディレクトリの最新のコアの代わりに vmcore. dumpnr に保存されたコアダンプを使用します。

-k kernel

明示的にカーネルファイルを指定します。

関連項目

textdump(4), savecore(8)

歴史

crashinfo ユーティリティは、 FreeBSD 6.4 で登場しました。