CLRI(8) | FreeBSD System Manager's Manual | CLRI(8) |
名称
clri — inode をクリアする書式
clri | special_device inode_number ... |
解説
clri ユーティリティは、
fsck(8) による通常のファイルシステム修復作業のために時代遅れとなっています。
clri ユーティリティは、与えられた special_device に存在するファイルシステムで指定された (複数の) inode 番号で inode を 0 クリアします。 fsck(8) ユーティリティは、0 クリアされた (複数の) inode と以前にそれらの (複数の) inode によって利用されたブロックを再利用するために、 clri の後に通常実行されます。読み込みと書き込みパーミッションの両方が指定された special_device に必要とされます。
このルーチンの主な目的は、何らかの理由で、 fsck(8) によって適切に処理されていないファイルを削除することです。一旦削除されたなら、 fsck(8) が結果として生じる混乱をクリアできることが期待されます。
バグ
ファイルがオープンされているなら、inode が inode キャッシュからディスクに書き込まれていたとき、 clri の作業は、失われます。April 19, 1994 | FreeBSD |