CHECK-PASSWORD.4TH(8) | FreeBSD System Manager's Manual | CHECK-PASSWORD.4TH(8) |
名称
check-password.4th — FreeBSD パスワードチェックブートモジュール解説
check-password.4th の名前で知られているファイルは、ブートを防ぐか、または適切に設定されたパスワードのないブートオプションの修正を防ぐように設計された 1 組のコマンドです。それら自体によって check-password.4th のコマンドは、ほとんどの用途には十分ではありません。最も一般的な状況のための以下の例と、追加コマンドのための loader(8) を参照してください。check-password.4th で提供されるコマンドのいずれかを使用する前に、次のコマンドを通してインクルードされなければなりません:
include check-password.4th
この行は、 /boot/loader.4th ファイルに存在しているので、通常のセットアップで必要ではありません (そして、再発行されるべきではありません)。
それによって提供されるコマンドは、次の通りです:
- check-password
-
(別々に) 対話型のブートメニューを保護するか、またはパスワードなしでブートを防ぐことができる、2 つの目的を兼ねた機能。
最初に bootlock_password をチェックし、設定されているなら、正確なパスワードが入力されるまで、ユーザは、継続することができません。
次に password をチェックし、設定されているなら、 autoboot することを試み、失敗またはユーザ割り込みでパスワードに対してのみプロンプトを出します。追加の情報については、 loader.conf(5) を参照してください。
振る舞いに影響する環境変数は、次の通りです:
- bootlock_password
- システムがブートすことを許可される前に、入力される check-password によって要求される bootlock パスワード (最大 16 文字以内) を設定します。
- password
- ユーザがブートメニューにアクセスすることを許可される前に、 check-password によって要求されるパスワード (最大 16 文字以内) を設定します。
関連ファイル
使用例
標準の i386 の /boot/loader.rc は、次の通りです:
include /boot/loader.4th check-password
ブートオプションの修正を防ぐために loader.conf(5) のパスワードを設定します:
password="abc123"
パスワードなしでブートすることを防ぐために loader.conf(5) のパスワードを設定します:
bootlock_password="boot"
歴史
コマンドの check-password.4th セットは、 FreeBSD 9.0 ではじめて登場しました。作者
コマンドの check-password.4th セットは、 <dteske@FreeBSD.org>によって書かれました。December 10, 2012 | FreeBSD |