BOOTPTEST(8) |
FreeBSD System Manager's Manual |
BOOTPTEST(8) |
名称
bootptest —
BOOTP に問い合わせを送り、応答を印刷 (表示) する
書式
bootptest |
[ -f bootfile][ -h][ -m magic_number] server-name [ template-file] |
解説
bootptest ユーティリティは、BOOTP リクエストを
server-name で指定されたホストに送ります。このとき、応答が得られるか、10 個のリクエストが無応答に終わるまで 1 秒間隔で連続してリクエストを送信します。応答を受けとると、
bootptest は、追加の応答を得るためにもう 1 秒待ちます。
オプション
-
-f
bootfile
-
ブートファイルリクエストのブートファイルフィールドを
bootfile で埋めます。
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-h
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クライアントの識別にハードウェア (Ethernet) アドレスを用います。デフォルトでは、クライアントがすでにその IP アドレスを知っているということを示すようにリクエスト内に IP アドレスがコピーされます。
-
-m
magic_number
-
ベンダオプションフィールドの第 1 ワードを
magic_number で初期化します。
template-file が指定されると、 bootptest は、リクエストパケットの オプション エリアを初期化するためにこのファイルの内容 (バイナリデータ) を使用します。
関連項目
bootpd(8)
BOOTSTRAP PROTOCOL (BOOTP), RFC951.
BOOTP Vendor Information Extensions, RFC1048.
作者
bootptest ユーティリティは、独自の創作物と創作派生物の組み合わせです。メインプログラムモジュール (
bootptest.c) は
Gordon W. Ross <gwr@mc.com>独自の創作物です。パケット表示モジュール (
print-bootp.c) は、
BSD の
tcpdump(1) プログラムから持ってきたファイルを一部変更したものです。
このプログラムは、 University of California、 Lawrence Berkeley Laboratory とその貢献者により開発されたソフトウェアを含んでいます ( print-bootp.c の著作権表示を参照のこと)。