BOOT98CFG(8) | FreeBSD System Manager's Manual | BOOT98CFG(8) |
名称
boot98cfg — HDD ブートマネージャのインストールユーティリティ (pc98 用)書式
boot98cfg | [ -B][ -i boot0][ -m boot0.5][ -s secsize][ -v version][ -f boot0.bak][ -F boot0.5.bak] disk |
解説
NEC PC-98 では、‘ブートローダ’は、‘IPL’と‘HDD ブートメニュー’から成ります。 IPL は、ディスクのセクタ 0 を占領して、その後にパーティションテーブルが続きます。 IPL は、0x400 から始まる HDD ブートメニューをロードします。boot98cfg ユーティリティは、IPL のバックアップコピーと HDD ブートメニューをインストールして、作成します。そして、セクタ 0 のバージョン番号フィールドの変更を許可します。訳注: NEC の hdformat が、固定ディスク起動メニューを上書きしようとする時にこのバージョンをチェックします。
NEC の OS のフォーマットコマンドは、バージョン番号フィールドがフォーマットコマンドのものより小さいときに、 HDD ブートメニューをそれ自体の HDD ブートメニューに置き換えることに注意してください。
オプションは、次の通りです:
- -B
- IPL と HDD ブートメニューをインストールします。このオプションによって IPL と HDD ブートメニューコードは置き換えられます。
- -i boot0
- どの IPL イメージを使用するかを指定します。デフォルトは /boot/boot0 です。
- -m boot0.5
- どの HDD ブートメニューイメージを使用するかを指定します。デフォルトは /boot/boot0.5 です。
- -f boot0.bak
- 既存の IPL のバックアップコピーを boot0.bak として作成することを指定します。このファイルは、存在していなければ作成され、存在するなら、切り詰められます。
- -F boot0.5.bak
- 既存の HDD ブートメニューのバックアップコピーを boot0.5.bak として作成することを指定します。このファイルは、存在していなければ作成され、存在するなら、切り詰められます。
- -v version
- バージョン番号を指定します。
- -s secsize
- セクタサイズを指定します。デフォルトのセクタサイズは 512 (バイト/セクタ) です。
終了ステータス
The boot98cfg utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.作者
,July 10, 2000 | FreeBSD |