BEASTIE.4TH(8) | FreeBSD System Manager's Manual | BEASTIE.4TH(8) |
名称
beastie.4th — FreeBSD ASCII art ブートモジュール解説
beastie.4th という名前のファイルは、ASCII art FreeBSD マスコットを描画するために設計された 1 組のコマンドです— 単に beastie として知られている — ブートローダのメニューの右にある。それら自体によって beastie.4th のコマンドは、ほとんどの用途には十分ではありません。最も一般的な状況のための以下の例と、追加コマンドのための loader(8) を参照してください。beastie.4th で提供されるコマンドのいずれかを使用する前に、次のコマンドを通してインクルードされなければなりません:
include beastie.4th
この行は、デフォルトの /boot/loader.rc ファイルに存在しているので、通常のセットアップで必要ではありません (そして、再発行されるべきではありません)。
それによって提供されるコマンドは、次の通りです:
- draw-beastie
-
FreeBSD ロゴを描画します。
描画されるロゴは、“
beastie
”, “beastiebw
”, “fbsdbw
”, “orb
”と“orbbw
” (デフォルト) の 1 つを loader.conf(5) の loader_logo 変数を設定することによって設定されます。loader.conf(5) の loader_logo_x と loader_logo_y 変数を設定することによって、ロゴの位置を設定することができます。デフォルト値は、46 (x) と 4 (y) です。
- clear-beastie
-
beastie の画面をクリアします。
- beastie-start
-
対話的なブートローダメニューを初期化します。
ブートメニューのロードを遅くするための秒数を loader.conf(5) の loader_delay 変数で設定することができます。遅延の間に、ユーザは、 autoboot に戻るために Ctrl-C を押すか、または続けるために ENTER を押すことができます。デフォルトの振る舞いは、延着しないことです。
振る舞いに影響する環境変数は、次の通りです:
- loader_logo
-
beastie ブートメニューの望ましいロゴを選択します。指定できる値は、次の通りです: “
fbsdbw
”, “beastie
”, “beastiebw
”, “orb
”, “orbbw
” (デフォルト) と“none
”です。 - loader_logo_x
- ロゴの望ましいカラム位置を設定します。デフォルトは、46 です。
- loader_logo_y
- ロゴの望ましい行の位置を設定します。デフォルトは、4 です。
- beastie_disable
- “YES”に設定されるなら、beastie ブートメニューは、スキップされます。
- loader_delay
- 0 より大きい数値に設定されるなら、 beastie ブートメニューを始める前にの遅延を取り入れます。遅延の間に、ユーザは、メニューをスキップするために Ctrl-C を押すか、またはメニューを続けるために ENTER を押すことができます。デフォルトは、メニューをロードするとき、延着しないことです。
関連ファイル
使用例
標準の i386 の /boot/loader.rc は、次の通りです:
include /boot/beastie.4th beastie-start
loader.conf(5) に異なったロゴを設定するには、次のようにします:
loader_logo="beastie"
歴史
コマンドの beastie.4th セットは、 FreeBSD 5.1 ではじめて登場しました。作者
コマンドの beastie.4th セットは、 <scottl@FreeBSD.org>, <alex@fafula.com>と <dteske@FreeBSD.org>によって書かれました。May 16, 2011 | FreeBSD |