ADDING_USER(8) | FreeBSD System Manager's Manual | ADDING_USER(8) |
名称
adding_user — 新しいユーザを追加するための手続き解説
新しいユーザは、 /etc/passwd または /etc/mail/aliases にまだ現れてはいない、ログイン名を選択しなければなりません。また、それは、ハイフン‘ -’文字で始まってはいけません。すべて小文字であり、メーラ (mailer) が混乱しがちであるドット‘.
’文字を含まないことを強くお勧めします。 passwd ファイルの中に行を編集することによって、アカウントを追加することができます。パスワードファイルがロックされた状態、例えば、
chpass(1) または
vipw(8) を使用することによって、これを行わなければなりません。
新しいユーザは、グループとユーザ ID が与えられます。ログイン名とユーザ ID は、ファイルアクセスを制御するために使用されるので、システム内と、しばしばシステムのグループ内でユニークとされるべきです。通常、同じプロジェクトで作業しているユーザは、同じグループに入れられます。 California 大学 Berkeley 校では、システムスタッフ、教授陣、大学院生のためのグループと大きなプロジェクトのための特別のグループがあります。
新しいユーザ“ernie”のための雛型のアカウントは、次のようになるでしょう:
ernie::25:30::0:0:Ernie Kovacs,508 Evans Hall,x7925, 642-8202:/a/users/ernie:/bin/csh
これらのフィールドのそれぞれの説明については、 passwd(5) を参照してください。
/bin/sh を使用するなら .profile、または /bin/csh を使用するなら .cshrc と .login のような、いくつかのスケルトン (雛型) ファイルを供給して、開始する際に何らかの助けを新しいユーザに与えるために役に立ちます。ディレクトリ /usr/share/skel は、そのようなファイルのスケルトン (雛型) の定義を含んでいます。新しいユーザには、例えば、各ログインのときに自動的に tset(1) を使用するような、ファイルのコピーが与えられるべきです。
関連ファイル
- /etc/master.passwd
- ユーザデータベース
- /usr/share/skel
- ログインディレクトリのスケルトン (雛型)
January 30, 2009 | FreeBSD |