名称

sysctl.conf — カーネルの状態のデフォルト

解説

/etc/sysctl.conf ファイルは、カーネルのデフォルトを設定するために、システムがマルチユーザモードに入るときに、読み込まれます。 /etc/sysctl.conf は、 sysctl(8) コマンドの形式、すなわち、次のように、なります。

sysctl_mib=value

コメントは、行の初めの“#”で示されます。また、コメントは、下記の 「使用例」 のセクションで見られるように、行の終わりに存在することができます。

関連ファイル

/etc/sysctl.conf

sysctl(8) のための初期設定。

使用例

致命的なシグナルのために終了するプログラムのログ記録をオフにするためには、次のような設定を使用します。

# ログ記録の設定. 
kern.logsigexit=0 # 致命的なシグナルの終了をログ記録しません 
   # (例えば、sig 11)

関連項目

rc.conf(5), rc(8), sysctl(8)

歴史

sysctl.conf ファイルは、 FreeBSD 4.0 で登場しました。

バグ

ロード可能なカーネルモジュールが、その機能を管理するために、追加のカーネル機能と sysctl を導入するために使用されるなら、 sysctl.conf は、それらの sysctl を設定するためのブート処理であまりにも早く処理されるかもしれません。例えば、linux エミュレータを管理するための sysctl は、linux エミュレータがカーネルにコンパイルされるのではなく、モジュールとしてロードされるなら、 sysctl.conf で設定することができません。