ETHERS(5) | FreeBSD File Formats Manual | ETHERS(5) |
名称
ethers — イーサネットアドレスのデータベース解説
ethers データベースは、インターネットワークのホストの既知の 48 ビットイーサネットアドレスに関する情報を含んでいます。データは、次の形式の /etc/ethers と呼ばれるファイルに格納されます:
イーサネットアドレス完全な形でのホスト名
項目は、空白およびタブ文字の任意の数によって区切られます。行の最初の ``#'' は、行の終りまで及ぶコメントの始まりを示しています。行の最初の ``+'' によって、 ethers(3) ライブラリ関数は、 /etc/ethers ファイルのデータに加えて NIS ethers.byname と ethers.byaddr マップに保存されたデータを使用します。
イーサネットアドレスは、"x:x:x:x:x:x"として ASCII 形式で表現され、ここで x は、0x00 と 0xFF の間の 16 進数の値です。アドレス値は、ネットワーク順になっているべきです。 /etc/ethers データベースで指定されるホスト名は、 hosts(5) ファイルのエントリに対応するべきです。
/etc/ethers データベースの個々の行を、それらの個々のコンポーネントに分割するために標準 C ライブラリの ether_line() 関数を使用することができます: バイナリのイーサネットアドレスは、 ether_addr 構造体として格納され、ホスト名は、文字列として格納されます。
関連ファイル
- /etc/ethers
- ethers ファイルは、 /etc に存在します。
歴史
ethers 形式は、SunOS 4.1.x で使用される形式を基にしています。April 12, 1995 | FreeBSD |