DEVFS.RULES(5) | FreeBSD File Formats Manual | DEVFS.RULES(5) |
名称
devfs.rules — devfs 設定情報解説
devfs.rules ファイルは、ブート時に利用可能でないデバイスさえ、 devfs(8) 規則を作成して、適用する簡単な方法を提供します。ブート時に利用可能なデバイスについては、 devfs.conf(5) を参照してください。
このファイルの形式は、簡単です。空行とハッシュサイン (‘ #
’) で始まる行は、無視されます。角括弧 ([]) の行は、ルールセットの始まりを示します。角括弧には、等号によって分離された、ルールセットの名前とその番号があるべきです。
他の行は、 devfs(8) のセクション ルール仕様 に文書化されている規則仕様となっています。これらの行は、“ rule
”が先頭に追加されて、システムの開始スクリプトによって devfs(8) に渡されます。引用文の間に glob(3) 特殊文字を含むパス要素を置くことは重要です。
ルールセットには、ユニークな名前と数値があるべきです。
ルールセット宣言に続くすべての規則は、新しいルールセットが開始されるまで、そのルールセットに属しています。
1 つのカスタムルールセットは、 /etc/rc.conf で有効にされなければなりません、そうでなければ、デフォルトのシステム起動プロセスによって /dev ファイルシステムに適用されません。例えば、 /dev ファイルシステムのために“ localrules
”ルールセットを有効にするためには、利用者は、 rc.conf ファイルに次のようなものを使用しなければならないでしょう:
devfs_system_ruleset="localrules"
関連ファイル
- /etc/defaults/devfs.rules
- デフォルトの devfs.rules 設定ファイル。
- /etc/devfs.rules
- ローカルの devfs.rules 設定ファイル。ここのルールセットは、同じルールセット番号で、 /etc/defaults/devfs.rules のそれらを上書きします、そうでなければ、事実上、2 つのファイルは、マージされます。
使用例
デバイスの所有者と“usb
”グループによって読み込み可能であり、書き込み可能な、
da(4) デバイスのすべてのパーティションを作るためには、次の規則が使用されます:
[localrules=10]
add path 'da*s*' mode 0660 group usb
最初の行は、名前 localrules と番号 10 で新しいルールセットを宣言して開始します。
それらの所有者と“ usb
”グループのためにすべての usb デバイスにアプリケーションの許可を有効にされた usbconfig(8) と libusb(3) を得るためには、同様の規則が使用されます:
add path 'usb/*' mode 0660 group usb
作者
このマニュアルページは、 <rsmith@xs4all.nl>によって書かれました。February 21, 2010 | FreeBSD |