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DEVFS.CONF(5)
DEVFS.CONF(5) FreeBSD File Formats Manual DEVFS.CONF(5)

名称

devfs.confブート時 devfs 設定情報

解説

devfs.conf ファイルは所有権とパーミッションを設定するか、またはブート時に利用可能なデバイスのためのリンクを作成する、簡単な方法を提供します。

システムが作動して実行している後にプラグインとプラグアウトされるデバイス、例えば、USB デバイス、のためには動作しません。すべてのデバイスのノードのための所有権とパーミッションを設定するためには devfs.rules(5) を、デバイスがアタッチされるかデタッチされるときに、取られるアクション (動作) については devd.conf(5) を参照してください。

ハッシュサイン (‘ #’) で始まる行と空行は無視されます。 devfs.conf 規則を指定する行は、空白によって分離された 3 つのパラメータから成ります:

action
デバイスのために取られるアクション。アクション名は、最初のユニークな文字だけが重要です。
devname
devfs(5) によって作成されたデバイスの名前。
arg
action の引数。

現在サポートされているアクションは次の通りです:

link
このアクションは、 devfs(5) によって作成されたデバイスの名前、 devname を指す arg と名前が付けられたシンボリックリンクを作成します。
own
このアクションは devname の所有権を変更します。 arg パラメータは、 chown(8) で使用される同じ形式の owner: group の組の形式でなければなりません。
perm
このアクションは devname のパーミッションを変更します。 arg パラメータは chmod(1) で説明されるような mode でなければなりません。

関連ファイル

/etc/devfs.conf
/usr/share/examples/etc/devfs.conf

使用例

最初の SCSI(4) CD-ROM を指す /dev/cdrom リンクを作成するために、次が devfs.conf に加えられます:

link cd0 cdrom

同様に、最初の ATAPI CD-ROM デバイスへの /dev/cdrom リンクのためには、次のアクションが使用されます:

link acd0 cdrom

デバイスの所有者を設定するためには、 own アクションが指定されます:

own cd0 root:cdrom

デバイスのパーミッションを設定するためには、 perm アクションが使用されるべきです:

perm cd0 0660

作者

このマニュアルページは、 Roland Smith <rsmith@xs4all.nl>によって書かれました。
May 17, 2005 FreeBSD