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UVISOR(4)
UVISOR(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual UVISOR(4)

名称

uvisorPalmOS ベースの PDA 用の USB サポート

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device usb
device ucom
device uvisor

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

uvisor_load="YES"

解説

uvisor ドライバは、Handspring Visor、Palm Mxxx シリーズおよび Sony Clie のような USB のベースの PalmOS PDA のサポートを行います。

デバイスは、それを tty(4) のように動作させる ucom(4) ドライバによってアクセスされます。デバイスは、異なる目的のためのいくつかのポートを持っています。それらの各々はそれ自身の ucom(4) デバイスを取得します。アタッチメッセージは、各ポートの目的について説明します。

通常の Pilot ツールは、HotSync ポート上のアタッチされたデバイスにアクセスするために使用することができます。

ハードウェア

uvisor ドライバは、次のデバイスをサポートしています:

  • Aceeca Mez1000 RDA
  • Handspring Treo
  • Handspring Treo 600
  • Handspring Visor
  • Palm I705
  • Palm M125
  • Palm M130
  • Palm M500
  • Palm M505
  • Palm M515
  • Palm Tungsten T
  • Palm Tungsten Z
  • Palm Zire
  • Palm Zire 31
  • Sony Clie 4.0
  • Sony Clie 4.1
  • Sony Clie 5.0
  • Sony Clie PEG-S500C
  • Sony Clie NX60
  • Sony Clie S360
  • Sony Clie TJ37

関連項目

tty(4), ucom(4), usb(4)

歴史

uvisor ドライバは、2002 年 8 月に NetBSD 1.5 から導入されました。このマニュアルページは、同じ時に Tom Rhodes <trhodes@FreeBSD.org>によって NetBSD から導入されました。

バグ

複数の ucom(4) インスタンスを提供するコードは、 NetBSD からまだ移植されていません。このドライバが現在の状態で動作するかどうかは不明瞭です。
November 20, 2011 FreeBSD