名称

ums — USB マウスドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

ums_load="YES"

解説

ums ドライバは、USB ポートに取り付けられているマウスのサポートを行ないます。いくつもボタンがあるマウスと、ホイールのあるマウスをサポートします。

/dev/ums0 デバイスは sysmouse または mousesystems タイプデバイスとしてマウスを提示します。これらのマウスタイプの説明のために moused(8) を参照してださい。

関連ファイル

/dev/ums0

ブロックデバイスノード

使用例

システムのコンソールマウスとして最初の USB マウスを使用します:

moused -p /dev/ums0 -t auto

X の下で USB マウスを使用できるようにするためには、次のように xorg.conf の "Pointer"セクションを変更します:

Device /dev/ums0

Protocol Auto

X と仮想コンソールの両方でマウスを使用することができたい場合:

Device /dev/sysmouse

Protocol Auto

関連項目

ohci(4), sysmouse(4), uhci(4), usb(4), xorg.conf(5) ( ports/x11/xorg), moused(8)

作者

ums ドライバは、 NetBSD のために Lennart Augustsson <augustss@cs.chalmers.se>によって書かれ、 MAEKAWA Masahide <bishop@rr.iij4u.or.jp>によって FreeBSD のために導入されました。

このマニュアルページは、 Kazutaka YOKOTA <yokota@zodiac.mech.utsunomiya-u.ac.jp>から入力され Nick Hibma <n_hibma@FreeBSD.org>によって書かれました。