TWS(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | TWS(4) |
名称
tws — 3ware 9750 SATA+SAS 6Gb/s RAID コントローラカードドライバ書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device scbus
device tws
device tws
もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:
tws_load="YES"
解説
tws ドライバは、LSI の 3ware 9750 SATA+SAS 6Gb/s RAID コントローラのサポートを行います。これらのコントローラは、LSISAS2108 6Gb/s SAS RAID-on-Chip (ROC) を特徴とし、96 SATA および/または SAS ハードドライブと SSD と共に RAID レベル 0、1、5、6、10、50 と単一のディスクをサポートする、 4-ポートと 8-ポート設定で利用可能です。
さらに詳しいハードウェアの情報については、 http://www.lsi.com/ を参照してください。
ハードウェア
tws ドライバは、次の SATA/SAS RAID コントローラをサポートします:
- LSI's 3ware SAS 9750 シリーズ
ローダ調整変数
カーネルをブートする前に loader(8) プロンプトで、または loader.conf(5) に格納して調整変数を設定することができます。- hw.tws.cam_depth
- 1 つのコントローラに要求される CAM SIM の最大のキュー。デフォルト値は、256 です。
- hw.tws.enable_msi
- この調整変数は、0 以外の値に設定されているなら、コントローラで MSI のサポートを有効にします。デフォルト値は、0 です。
- hw.tws.queue_depth
- 1 つのコントローラに要求される最大のキュー。
- hw.tws.use_32bit_sgls
- オペレーティングシステムが 64 ビットのモードで動作しているかどうかに関係なく 32 ビットの SG 要素だけを使用するためにドライバを制限します。デフォルト値は、0 です。
関連ファイル
- /dev/da?
- 配列/論理ディスクインタフェース
- /dev/tws?
- 管理インタフェース
診断
ドライバがコマンド失敗に遭遇するときはいつでも、次の形式のエラーコードを印刷 (表示) します: “ERROR: (<error source>: <error code>):
”、エラーのテキストの説明が続きます。遭遇するエラーの種類によってドライバが印刷する他のエラーメッセージと警告があります。ドライバが
TWS_DEBUG を定義して、コンパイルされているなら、すべてのブランチのデバッグメッセージを印刷 (表示) します。
作者
tws ドライバは、LSI のために によって書かれ、このマニュアルページは、 iXsystems, Inc. のために <delphij@FreeBSD.org>によって書かれました。October 4, 2011 | FreeBSD |