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SND_ES137X(4)
SND_ES137X(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual SND_ES137X(4)

名称

snd_es137xEnsoniq AudioPCI ES137x ブリッジデバイスドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device sound
device snd_es137x

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

snd_es137x_load="YES"

解説

snd_es137x ブリッジドライバは、汎用オーディオドライバ sound(4) を Ensoniq 137x オーディオカードにアタッチします。

実行時設定

次の sysctl(8) 変数は、すべての sound(4) デバイスで利用可能なものに加えて利用可能です:
hw.snd.pcm%d.latency_timer
PCI レイテンシ (待ち時間) タイマ設定を制御します。この値を増加させると、(特に VIA マザーボードの) ほとんどのポッピング (popping) とクラックリング (crackling) 問題を解決します。
hw.snd.pcm%d.spdif_enabled
プライマリ再生チャネルで S/PDIF 出力を有効にします。この sysctl(8) 変数は、デバイスが、S/PDIF 出力をサポートすることが知られている場合にだけ、利用可能です。
dev.pcm.%d.polling
実験的なポーリングモードで、ドライバは、 callout(9) を使用して各チック (刻) でデバイス状態を問い合わせすることによって操作します。ポーリングは、デフォルトで無効にされています。利用者が奇妙な割り込み問題に直面するか、デバイスが全く割り込みを発生させることができないなら、有効にしないでください。

ハードウェア

snd_es137x ドライバは、次のサウンドカードをサポートします:

  • Creative CT5880-A
  • Creative CT5880-C
  • Creative CT5880-D
  • Creative CT5880-E
  • Creative SB AudioPCI CT4730
  • Ensoniq AudioPCI ES1370
  • Ensoniq AudioPCI ES1371-A
  • Ensoniq AudioPCI ES1371-B
  • Ensoniq AudioPCI ES1373-A
  • Ensoniq AudioPCI ES1373-B
  • Ensoniq AudioPCI ES1373-8

関連項目

sound(4)

歴史

snd_es137x デバイスドライバは、 FreeBSD 4.0 ではじめて登場しました。

作者

Russell Cattelan <cattelan@thebarn.com> Cameron Grant <cg@FreeBSD.org> Joachim Kuebart Jonathan Noack <noackjr@alumni.rice.edu>
November 29, 2006 FreeBSD