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SIBA(4)
SIBA(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual SIBA(4)

名称

sibaSonic Inc. Silicon Backplane ドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device siba

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

siba_load="YES"

解説

siba ドライバは、ほとんどの Broadcom の無線 NIC で見つけることができるインタブロック通信アーキテクチャである、Sonic Inc. Silicon Backplane をサポートします。

バスは、Silicon Backplane の機能ブロックのすべてに接続します。コアとして知られている、これらの機能ブロックは、Silicon Backplane にアタッチされたエージェントと通信するための Open Core Protocol (OCP) インタフェースを使用します。

各 NIC は、同じチップファミリのチップを使用します。ファミリの各メンバは、異なったセットのコアを含んでいますが、アドレス空間定義、割り込み、エラーアーキテクチャ、とバックプレーンレジスタ定義のような基本のアーキテクチャ機能を共有します。

各コアは、システムバックプレーンとそれらの要求への応答を返すターゲットエージェント上に読み書きの要求を渡すイニシエータ (initiator) エージェントがあるかもしれません。すべてのコアは、イニシエータ (initiator) とターゲットエージェントの両方を含むというわけではありません。イニシエータ (initiator) エージェントは、ホストインタフェース (PCI、PCMCIA)、組み込みプロセッサ (MIPS)、または通信コアに関連している DMA プロセッサを含むコアに存在しています。

PCMCIA 以外のすべてのコアには、ターゲットエージェントがあります。

関連項目

bwn(4)

歴史

siba デバイスドライバは、 FreeBSD 8.0 ではじめて登場しました。

作者

siba ドライバは、 Bruce M. Simpson <bms@FreeBSD.org>と Weongyo Jeong <weongyo@FreeBSD.org>によって書かれました。

警告

ホストモードは、現時点では、サポートされていません。
January 8, 2010 FreeBSD