RGEPHY(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | RGEPHY(4) |
名称
rgephy — RealTek RTL8168/8169/8110/8211 シリーズ 10/100/1000 ギガビットイーサネット PHY ドライバ書式
すべての利用可能な PHY ドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます: このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device miibus
もう一つの方法として、このドライバをカーネルに選択的にコンパイルするためには、代わりに次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device mii
device rgephy
device rgephy
解説
rgephy ドライバは、RealTek RTL8168, RTL8169, RTL8110 と RTL8211 シリーズ統合 10/100/1000 ギガビットイーサネット PHY をサポートします。 rgephy ドライバの特定のインスタンスによってサポートされるメディアタイプとオプションのリストを取得するためには、親の MAC ドライバのインスタンスで ifconfig -m
を実行します。
さらに、 rgephy ドライバは、次の特別なメディアオプションをサポートします:
- flag0
- ifconfig(8) を通して手動でメディアタイプとオプションを設定するとき、 rgephy ドライバは、また、デフォルトで選択されたメディアの通知する自動ネゴシエーションの引き金となります。これは、特定のシナリオでハードウェア問題の周りで動作するために行われます。この振る舞いが一般的に害を引き起こしませんが、実際に、エッジの場合に悪影響があると信じられています。自動ネゴシエーションの引き金とならずにメディアタイプとオプションを手動で設定するためには、 rgephy ドライバは、 flag0 メディアオプションを通して、この振る舞いをオフに切り替えることができます。
この特別のメディアオプションは、設定されたときでさえ ifconfig(8) の出力で現れないことに注意してください。
使用例
また、自動ネゴシエーションの引き金とならない手動で設定された 100BASE-TX 全二重:
ifconfig re0 media 100baseTX mediaopt full-duplex,flag0
January 16, 2011 | FreeBSD |