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RC(4)
RC(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual RC(4)

名称

rcRISCom/8 マルチポートカード

書式

device isa
device rc

解説

RISCom/8 は RISC プロセッサに組み込まれた 8 ポート ISA RS-232C 通信マルチプレクサ (多重化装置) です。それは搭載スイッチかジャンパで選択可能な 0x200 から 0x3f0 の範囲で 16 の I/O ポートのブロックを使用します。ブロックは 16 ポート境界で整列されなければなりません。ジャンパ選択可能なハードウェア割り込みレベルは、 /boot/device.hints ファイルの中で見つけられる設定を使用してシステム初期化の間に検出されるように設定されます。

このドライバの大部分は Cirrus Logic の CL-CD180 ドライバに基づいています。

ハードウェア

rc ドライバは SDL Communications RISCom/8 ボードのサポートを行います。

診断

次のドライバ特定のエラーメッセージが報告されます:
rc%d channel%d: interrupt-level buffer overflow
内部のバッファオーバフローエラーがリストされたチャネルで発生しました。 rc ドライバは、これを修正するために再ロードする必要があります。
rc%d: Bad char chan %d
チャネルは悪い文字セットを取得しました。
rc%d: Got extra chars chan %d
rc ドライバは表示されたチャネル上で予想されるより多くの文字を得ました。
rc%d: data mismatch chan %d ptr %d (%d != %d)
rx バッファにチャネル %d から送信されたデータは予想されていたものと異なっていました。
rc%d: channel %d command timeout, rc.c line: %d
コマンドタイムアウトがチャネル上で起こりました。詳しい情報のために src/sys/dev/rc/rc.c ファイルを参考にすることができます。

関連項目

tty(1), ttyname(3), sio(4), tty(4), device.hints(5), comcontrol(8), getty(8), mutex(9), splx(9)

http://www.sdlcomm.com

歴史

rc ドライバは、 FreeBSD 2.0.5 ではじめて登場しました。このマニュアルページは、 FreeBSD 5.3 ではじめて登場しました。

作者

このマニュアルページは、 Tom Rhodes <trhodes@FreeBSD.org>によって書かれました。

バグ

rc ドライバコードは、まだ spl(9) 関数を使用しています。これらは mutex(9) 関数に置き換えるべきです。

様々な ttyld_*() 機能は文書化されるべきです。

March 18, 2005 FreeBSD