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PTY(4)
PTY(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual PTY(4)

名称

ptyBSD スタイルと System V スタイル互換の疑似端末ドライバ

書式

device pty

解説

pty ドライバは、疑似端末にアクセスするために使用された伝統的な BSD 名前付けスキームのサポートを提供します。デバイス /dev/ptyXX がオープンされているとき、新しい端末は、 pts(4) ドライバで作成されるものとします。この端末のためのデバイスノードは、 /dev/ttyXX と名前が付けられて、作成されるものとします。

また、 pty ドライバは、System V /dev/ptmx デバイスをのクローンを提供しています。

新しいコードは、このインタフェースを使用して疑似端末を割り付けてようと試みるべきではありません。 posix_openpt(2) が呼び出されているとき、そのようなデバイスをオープンしようと試みる古い C ライブラリとの互換性のみを提供します。

関連ファイル

BSD スタイル互換の疑似端末ドライバは、次のデバイス名を使用します:
/dev/pty[l-sL-S][0-9a-v]
疑似端末マスタデバイス。
/dev/tty[l-sL-S][0-9a-v]
疑似端末スレーブデバイス。
/dev/ptmx
オープンされるとき、新しいマスタ疑似端末へのファイル記述子を返す、制御デバイス。

診断

なし。

関連項目

posix_openpt(2), pts(4), tty(4)

歴史

疑似端末ドライバは、 4.2BSD で登場しました。

バグ

前の実装と異なって、PTY が未使用になるとき、マスタとスレーブデバイスノードは、破壊されます。実在しないマスタデバイスでの stat(2) への呼び出しによって、すぐに新しいマスタデバイスノードを作成することができます。マスタデバイスをオープンして、クローズすることによって、ようやく、それを破壊することができます。

使用されているかどうか決定できないので、 pty ドライバをアンロードすることができません。

August 20, 2008 FreeBSD