NG_BT3C(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | NG_BT3C(4) |
名称
ng_bt3c — 3Com Bluetooth PC カードドライバでもある netgraph ノードタイプ解説
btccc ノードタイプは、持続的な netgraph ノードタイプと 3Com Bluetooth PC カード (3CRWB6096-HP) のためのドライバの両方です。それは、Bluetooth Specification Book (仕様書) v1.1 の章 H4 により Bluetooth HCI UART トランスポートレイヤ (層) を実装しています。新しいノードは、カードがプラグに差し込まれるとき作成されます。カードを使用するためには、最初にファームウェアをダウンロード しなければなりません。 著作権問題のため、ファームウェアは、このドライバで提供することができません。ファームウェアは、3Com ウェブサイトから無料でダウンロードすることができる Windows のドライバのパッケージから取得することができます。ファームウェア名は、 BT3CPCC.BIN です。ファームウェアをカードにロードするためには、 bt3cfw(8) を使用してください。私は、CD-ROM 上のカードに付属するオリジナルのファームウェアを使用しています。
MD5 (BT3CPCC.BIN) = 36170fda56ea9fdbf1702c966f8a97f1
ノードは、 hook と呼ばれる単一のフックを持っています。デバイスで受信された着信バイトは、HCI フレーム (長さに従って) に組み立て直されます。完全な HCI フレームは、フック上で送出されます。 hook 上で受信された HCI フレームは、外に転送されます。データへの変更は、どちらの方向でも実行されません。
ハードウェア
ng_bt3c ドライバは、3Com/HP 3CRWB6096-A PCCARD bluetooth アダプタのサポートを行います。フック
このノードタイプは、次のフックをサポートします:- hook
- 単一の HCI フレームは、単一の mbuf 構造に含まれています。
コントロールメッセージ
このノードタイプは、次を加えて、一般的なコントロールメッセージをサポートします:- NGM_BT3C_NODE_GET_STATE ( get_state)
- ノードの現在の受信状態を返します。
- NGM_BT3C_NODE_SET_DEBUG ( set_debug)
- ノードの現在のデバッグレベルを含む整数を返します。
- NGM_BT3C_NODE_GET_DEBUG ( get_debug)
- このコマンドは、整数引数を取り、ノードの現在のデバッグレベルを設定します。
- NGM_BT3C_NODE_GET_QLEN ( get_qlen)
- このコマンドは、キュー番号を指定するパラメータを取り、ノードのキューの現在の長さを返します。
- NGM_BT3C_NODE_SET_QLEN ( set_qlen)
- このコマンドは、キュー番号とキューの最大の長さを指定する 2 つのパラメータを取り、ノードのキューの最大の長さを設定します。
- NGM_BT3C_NODE_GET_STAT ( get_stat)
- 次のようなノードのための様々な統計値情報を返します: 送信バイト (フレーム) の数、受信バイト (フレーム) の数、および入力 (出力) エラーの数です。
- NGM_BT3C_NODE_RESET_STAT ( reset_stat)
- すべての統計値カウンタを 0 にリセットてください。
- NGM_BT3C_NODE_DOWNLOAD_FIRMWARE
- カードのファームウェアをダウンロードします。
シャットダウン
このノードは、対応するカードのプラグを抜かれるときシャットダウンします。歴史
btccc ノードタイプは、 FreeBSD 5.0 で実装されました。作者
<m_evmenkin@yahoo.com>バグ
このドライバは、 <jop@di.uminho.pt>と W2K ドライバを分解して得られた情報に基づいています。December 17, 2004 | FreeBSD |