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NDIS(4)
NDIS(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual NDIS(4)

名称

ndisNDIS ミニポートドライバラッパ

書式

options NDISAPI
device ndis
device wlan

解説

ndis ドライバは、バイナリの Windows® NDIS ミニポートネットワークドライバが FreeBSD と共に使用できるように設計されたラッパです。 ndis ドライバは、ソースコード形式で提供され、利用者のネットワークアダプタで供給される Windows®ドライバに結合されなければなりません。 ndis ドライバは、ネイティブコードに関連してそれを使用することができるように Windows®バイナリをリロケートしてリンクするために ndisapi カーネルサブシステムを使用します。 ndisapi サブシステムは、NDIS API と FreeBSD ネットワークインフラストラクチャとの間のインタフェースを提供します。 Windows®ドライバは、 Windows®で実行していると思うように本質的にだまされます。これは、 ndis ドライバが単に x86 マシンで役に立つことを意味することに注意してください。

機能的なドライバを構築するために、ユーザは、彼か彼女のカードのためのドライバ配布メディアのコピーがなければなりません。この配布から、ユーザは、2 つのファイルを抽出しなければなりません: .SYS ファイルは、ドライバのバイナリコードを含み、およびその添えものの .INF ファイルは、ドライバ特有のレジストリキーのための定義とデバイス識別子のような他のインストールデータを含んでいます。 ndisgen(8) ユーティリティを使用して、これらの 2 つのファイルをカーネルモジュールファイルに変換することができます。このファイルは、ドライバのバイナリイメージとレジストリキーデータを含んでいます。 ndis ドライバをロードするとき、 .INF ファイルから抽出されたそれぞれのレジストリキーのための sysctl(3) ノードを作成します。

ndis ドライバは、PCI、PCMCIA と USB バスアタッチメントがあるイーサネットと無線ネットワークデバイスを主にサポートするように設計されます。 (また、 cardbus デバイスは、PCI のサブセットとしてサポート。) それは、多くの異なったメディアタイプと速度をサポートすることができます。しかしながら、1 つの制限として、イーサネットデバイスが全二重または半二重モードで動作するなら、学ぶための一貫した方法がありません。 NDIS API は、リンク状態と速度を決定する一般的な方法を可能にさせますが、全二重/半二重の設定はありません。 sysctl(8) コマンドによって設定することができるメディア設定を制御するドライバ特有のレジストリキーがあります。

診断

ndis%d: watchdog timeout
パケットは、送信のためにキューに入れられ、そして転送コマンドが発行されましたが、しかしながら、タイムアウトが期限が切れる前にデバイスは、送信の肯定応答に失敗しました。

歴史

ndis デバイスドライバは、 FreeBSD 5.3 ではじめて登場しました。

作者

ndis ドライバは、 Bill Paul <wpaul@windriver.com>によって書かれました。
March 14, 2010 FreeBSD