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MOS(4)
MOS(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual MOS(4)

名称

mosMoschip MCS7730/MCS7830/MCS7832 USB イーサネットドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device uhci
device ohci
device ehci
device usb
device miibus
device mos

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

if_mos_load="YES"

解説

mos ドライバは、 Moschip MCS7730/MCS7830/MCS7832 チップセットに基づく USB イーサネットアダプタのサポートを行います。

Moschip MCS7730/MCS7830/MCS7832 チップセットを含むアダプタは、 100Base-TX と全二重で動作します。

Moschip は、MII インタフェースで 10/100 イーサネット MAC を含み、イーサネットと HomePNA トランシーバの両方で動作するように設計されています。 100Mbps 周辺機器とインタフェースをとるように設計されていますが、これは、USB 2.0 でのみ動作します。既存の USB1.0 規格は、2Mbps の最大の転送速度の仕様が定められています。したがって、USB 1.0 のユーザは、これらのデバイスで 100Mbps 速度を実際に達成すると期待できません。

Moschip は、64 ビットのマルチキャストハッシュテーブル、ステーションアドレスのための単一の完全なフィルタエントリとプロミスキャス (promiscuous) モードをサポートします。パケットは、個別の USB バルク転送終点を越えて受信され、送信されます。

このデバイスを設定する詳しい情報については、 ifconfig(8) を参照してください。

ハードウェア

mos ドライバによってサポートされるアダプタは、次の通りです:

  • Sitecom LN030

関連項目

altq(4), arp(4), miibus(4), netintro(4), ng_ether(4), ifconfig(8) ADMtek AN986 データシート, http://www.moschip.com/data/products/MCS7830/Data%20Sheet_7830.pdf.

歴史

mos デバイスドライバは、 FreeBSD 8.2 ではじめて登場しました。

作者

mos ドライバは、 Rick van der Zwet info@rickvanderzwet.nl によって書かれました。
February 14, 2011 FreeBSD