ISCSI_INITIATOR(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | ISCSI_INITIATOR(4) |
名称
iscsi_initiator — iSCSI プロトコルのためのカーネルドライバ書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device iscsi_initiator
もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:
iscsi_initiator_load="YES"
解説
iscsi_initiator は、インターネット SCSI (iSCSI) ネットワークプロトコル標準のカーネル側を実装し、ユーザランド側は、 iscontrol(8) であり、 cam(4) を通してリモートの 仮想 SCSI デバイスへのアクセスを可能にします。SYSCTL 変数
- debug.iscsi_initiator
- デバッグレベルを設定します、9 が最大であり、0 はデバッグなしを意味します。
- net.iscsi.isid
- セッション識別子のイニシエータ部分。
- kern.cam.cam_srch_hi=1
- SCSI3 とより大きなデバイスのために LUN 7 より上の検索を許可します。
- 次は、単に参考情報です:
- net.iscsi.driver_version
- ドライバの最新の版数。
- net.iscsi.sessions
- 現在のアクティブなセッションの数。
- net.iscsi.n.targetname
- は、セッション n のターゲット名です。
- net.iscsi.n.targeaddress
- は、セッション n のターゲットの IP アドレスです。
- net.iscsi.n.stats
- は、セッション n のある統計値です。
- net.iscsi.n.pid
- は、セッション n のユーザランド側の プロセス ID です、 iscontrol(8) 参照。
関連ファイル
iscsi_initiator ドライバは、次を作成します:
- /dev/iscsi
- 新しいセッションを作成ために使用します。
- /dev/iscsi%d
- それぞれの新しいセッションのために。
規格
iSCSI RFC 3720作者
このソフトウェアは、Daniel Braniss <danny@cs.huji.ac.il>によって書かれました。バグ
lun 発見方法は、旧式です。August 3, 2010 | FreeBSD |