TXP(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | TXP(4) |
名称
txp — 3Com 3XP Typhoon/Sidewinder (3CR990) イーサネットインタフェース書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device txp
もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:
if_txp_load="YES"
解説
txp インタフェースは、 3Com Typhoon/Sidewinder チップセットを介して 10Mb/s と 100Mb/s イーサネットネットワークへのアクセスを提供します。基本的なイーサネット機能は、 vlan(4) タグの除去と挿入支援、 ip(4), tcp(4), udp(4) チェックサムオフローディングの受信、 ip(4) チェックサムオフローディングの送信のサポートと同様に行なわれます。現在、 tcp(4), udp(4) チェックサムオフローディングの送信、 tcp(4) のセグメンテーション (分割)、および ipsec(4) のアクセラレイション (加速) のいずれもサポートされません。
txp インタフェースが提示されるとき、デフォルトで、リンク速度と二重モードの自動交渉を試みます。試みの順序と速度は、次の通りです。 100Mb/s 全二重、 100Mb/s 半二重、10 Mb/s 全二重と 10 Mb/s 半二重です。
txp は、いくつかのメディアタイプをサポートします。それは、 ifconfig(8) コマンドによって選択されます。サポートしているメディアタイプは、次の通りです。
- media autoselect
- メディアタイプの自動選択を試みます (デフォルト)
- media 100baseTX mediaopt full-duplex
- 100baseTX、全二重を使用します。
- media 100baseTX [ mediaopt half-duplex]
- 100baseTX、半二重を使用します。
- media 10baseT mediaopt full-duplex
- 10baseT、全二重を使用します。
- media 10baseT [ mediaopt half-duplex]
- Use 10baseT, half duplex 10baseT、半二重を使用します。
ハードウェア
txp ドライバは、次のカードをサポートします:
- 3Com 3CR990-TX-95
- 3Com 3CR990-TX-97
- 3Com 3cR990B-TXM
- 3Com 3CR990SVR95
- 3Com 3CR990SVR97
- 3Com 3cR990B-SRV
歴史
txp ドライバは、 OpenBSD 2.9 ではじめて登場しました。January 26, 2012 | FreeBSD |