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SGE(4)
SGE(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual SGE(4)

名称

sgeSilicon Integrated Systems SiS190/191 ファースト/ギガビットイーサネットドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device miibus
device sge

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

if_sge_load="YES"

解説

sge デバイスドライバは、SiS190 ファーストイーサネットコントローラと SiS191 ファースト/ギガビットイーサネットコントローラのサポートを行います。

sge ドライバによってサポートされたすべての LOM は、送信と受信のための TCP/UDP/IP チェックサムオフロード、 TCP セグメンテーションオフロード (TSO)、ハードウェア VLAN タグストリップ/挿入機能があります。 Wake On Lan (WOL) の文書の不足のために、ジャンボフレームと割り込みモデレイションメカニズムは、まだサポートされていません。

sge ドライバは、次のメディアタイプをサポートします:

autoselect
メディアタイプとオプションの自動選択を有効にします。 rc.conf(5) にメディアオプションを加えることによって、手動で自動選択モードを無効にできます。
10baseT/UTP
10Mbps オペレーションを設定します。
100baseTX
100Mbps (ファーストイーサネット) オペレーションを設定します。
1000baseTX
ツイストペア上の 1000baseTX オペレーションを設定します。

sge ドライバは、次のメディアオプションをサポートします:

full-duplex
全二重オペレーションを強制的に設定します。
half-duplex
半二重オペレーションを強制的に設定します。

このデバイスの設定についてのより詳しい情報については、 ifconfig(8) を参照してください。

ハードウェア

sge ドライバは、次のイーサネットコントローラのサポートを行います:

  • SiS190 ファーストイーサネットコントローラ
  • SiS191 ファースト/ギガビットイーサネットコントローラ

歴史

sge ドライバは、 Alexander Pohoyda <alexander.pohoyda@gmx.net>によって書かれました。そして、 Nikolay Denev <ndenev@gmail.com>によって強化されました。それは、 FreeBSD 8.1 ではじめて登場しました。
January 16, 2011 FreeBSD