名称

fwe — FireWire のためのイーサネットエミュレーションドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

if_fwe_load="YES"

解説

fwe ドライバは、FireWire (IEEE 1394) を越える非標準のイーサネットエミュレーションを提供します。

firewire(4) と fwohci(4) は、カーネルで同様に設定されなければなりません。

このドライバは、イーサネットフレームを運ぶために IEEE 1394 を越える非同期ストリームを活用します。ストリームチャネルは hw.firewire.fwe.stream_ch sysctl(8) によって指定できます。

それが DEVICE_POLLING オプションでコンパイルされる場合、このドライバは同様に polling(4) をサポートします。

関連項目

arp(4), firewire(4), fwip(4), fwohci(4), netintro(4), ng_ether(4), polling(4), ifconfig(8), kldload(8), sysctl(8)

歴史

fwe デバイスドライバは、 FreeBSD 5.0 ではじめて登場しました。

作者

fwe ドライバとマニュアルページは、 Hidetoshi Shimokawa によって書かれました。

バグ

このドライバは、まさにアドホックな方法でイーサネットをエミュレートし、それはアイソクロナス (等時性) マネージャを使用して、ストリームチャネルをリザーブしません。このドライバが RFC 2734 (IPv4 オーバ IEEE 1394) とはたいへん異なるプロトコルを使用することに注意してください。