EF(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | EF(4) |
名称
ef — 複数のイーサネットフレームタイプのための疑似デバイスドライバのサポートを行なう書式
device ef解説
ef 疑似デバイスドライバは、4 つの追加のインタフェースを備えた各イーサネットタイプデバイスのクローンを作ります。それらの各々は、単に 1 つのあらかじめ定義されたフレームタイプを送信するか受信する能力があります。既存のデバイス名へ追加する fN 接尾辞によって作られた新しいインタフェースの名前。ここで N は次の値のうちの 1 つを持つことができるデバイスユニットです。
0 Ethernet_II フレームとのインタフェース 1 Novell Ethernet_802.3 フレームとのインタフェース 2 Ethernet_802.2 フレームとのインタフェース 3 Ethernet_802.2/SNAP フレームサポートのインタフェース
例えば、デバイス ed0 は次の 4 つのデバイスで占められます: ed0f0, ed0f1, ed0f2, ed0f3。
その後に、各デバイスは次のように通常設定できます:
# ifconfig ed0f1 ipx 0x105
これは、ネットワーク番号 0x105 と Ethernet_802.3 フレームタイプを備えた IPX プロトコルを設定します。
if_ef.ko ドライバがロードされた後、親の ed0 デバイスで IPX プロトコルを設定することが不可能であることに注意してください。
親のインタフェースがいかなる他のプロトコル (例えば、IP) に対して設定されていないなら、サブインタフェースは機能しません。それを避けるために、親のインタフェースは“up”として手動で示されるべきです:
# ifconfig ed0 up
使用例
ef ドライバは loader.conf(5) ファイルによってロードできます:if_ef_load="YES"
この場合、通常のインタフェース設定コマンドは rc.conf(5) ファイルの中で使用できます:
network_interfaces="ed2 lo0 tun0 ed2f0 ed2f1"
ifconfig_ed2f0_ipx="ipx 0x101"
ifconfig_ed2f1_ipx="ipx 0x102"
診断
なし。作者
<bp@FreeBSD.org>.警告
ef ドライバがロードされた後、IPX プロトコルのための親のイーサネットデバイスの設定を回避します。June 20, 1999 | FreeBSD |