ICHWD(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | ICHWD(4) |
名称
ichwd — Intel ICH ウォッチドッグ割り込みタイマのためのデバイスドライバ書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device ichwd
もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:
ichwd_load="YES"
解説
ichwd ドライバは、すべての Intel ICH マザーボードチップセットに存在するウォッチドッグ割り込みタイマのための watchdog(4) サポートを行います。ICH WDT は、およそ 0.6 秒の刻でカウントダウンします。正確な値は、ハードウェアの品質と環境ファクタに依存します。サポートされたウォッチドッグの間隔は、2 から 63 までの刻の範囲です。
いくつかの ICH ベースのシステムでは、WDT が、存在しますが、ハードウェアまたは BIOS によって無効にされることに注意してください。 ichwd ドライバは、この状態を検出することを試み、 WDT が、無効にされていると思われるなら、アタッチすることを拒絶します。
関連項目
watchdog(4), watchdog(8), watchdogd(8), watchdog(9) Using the Intel ICH Family Watchdog Timer (WDT), Intel Application Note AP-725, Document Number 292273-001.歴史
ichwd ドライバは、 FreeBSD 5.3 ではじめて登場しました。作者
ichwd ドライバは、Texas A&M University の <dhawkins@tamu.edu>と <des@FreeBSD.org>によって書かれました。このマニュアルページは、 <des@FreeBSD.org>によって書かれました。August 20, 2008 | FreeBSD |