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ATTIMER(4)
ATTIMER(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual ATTIMER(4)

名称

attimeri8254 プログラマブルインターバルタイマ (AT タイマ) ドライバ

書式

このドライバは、x86 カーネルに必須の部分です。

次の調整変数は、 loader(8) から設定可能です:

hint.attimer. X .clock
コントロールイベントタイマ機能のサポート。 0 に設定すれば、無効にします。デフォルト値は、1 です。
hint.attimer. X .timecounter
コントロール時間カウンタ機能のサポート。 0 に設定すれば、無効にします。デフォルト値は、1 です。
hw.i8254.freq
上書きできるデフォルトのカウンタ周波数。また、同じ値は、 machdep.i8254_freq sysctl を通して実行に利用可能です。

解説

このドライバは、1 つの時間カウンタと 1 つのイベントタイマがあるカーネルを供給するため、システムスピーカのための音調を発生するために i8254 プログラマブルインターバルタイマ (Programmable Interval Timer) (AT タイマ) ハードウェアを使用します。このハードウェアは、3 つのチャネルを含んでいます。各チャネルは、16 ビットのカウンタ、知られているカウントダウン、プラットフォームに依存する周波数を含みます。カウンタは、周期的で 1 回限りを含む、いくつかの異なったモードで動作できます。各チャネルの出力は、プラットフォームで定義された配線があります: 1 つのチャネルは、割り込みコントローラに配線され、イベントタイマとして使用され、 1 つのチャネルは、スピーカに配線されて、音調を発生させるために使用され、 1 つのタイマは、プラットフォームの目的のために予約されています。

ドライバは、時間カウンタとイベントタイマの機能の両方を提供するために単一のハードウェアチャネルを使用します。それを可能とするためにに、それぞれのカウンタは、より周期的に実行されなければなりません。結果として、1 回限りのイベントタイマモードは、時間カウンタの機能が無効にされる場合のみサポートされます。

ドライバによって提供されたイベントタイマは、CPU の電源状態と無関係です。

September 14, 2010 FreeBSD