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VPD(4) (i386)
VPD(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual (i386) VPD(4)

名称

vpdVital Product Data (核心プロダクトデータ) カーネルインタフェース

書式

device vpd

解説

IBM ThinkPad ノートブック (および、ほとんどの IBM デスクトップ PC) は BIOS Shadow RAM に位置している 48 バイトの Vital Product Data (VPD) 構造があります。

VPD はマシンタイプとモデル情報、構築 ID (これはほぼ BIOS バージョンです)、およびシリアル番号情報を提供しています。

vpd ドライバは BIOS 領域をスキャンし、VPD 構造で使用されるメモリを必要とします。この情報はユーザランドでアクセスできるようにするために sysctl(3) ブランチ hw.vpd を提供します。次の変数は VPD 付属物 (ただ 1 つあるはずです) ごとに 1 つ提供されます:

MACHINE_TYPE
( machine.type) マシンタイプ。
MACHINE_MODEL
( machine.model) マシンモデル。
BUILD_ID
( build.id) BIOS 構築 ID。
SERIAL_BOX
( serial.box) ボックスシリアル番号。
SERIAL_PLANAR
( serial.planar) マザーボードシリアル番号。

関連項目

TP General - Using the BIOS Build ID to identify IBM ThinkPad systems, Reference #: MIGR-45120, http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=psg1MIGR-45120, November 22, 2002.

歴史

vpd ドライバは、 FreeBSD 5.1 ではじめて登場しました。

作者

vpd ドライバとこのマニュアルページは、 Matthew N. Dodd <mdodd@FreeBSD.org>によって書かれました。
August 31, 2004 FreeBSD