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SNC(4) (i386)
SNC(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual (i386) SNC(4)

名称

sncNational Semiconductor DP8393X SONIC イーサネットアダプタドライバ

書式

device isa
device snc

解説

snc ドライバは National Semiconductor SONIC イーサネットアダプタのサポートを行います。

ハードウェア

snc ドライバは次のカードをサポートします:

  • National Semiconductor DP83934AVQB
  • NEC PC-9801-83
  • NEC PC-9801-84
  • NEC PC-9801-103
  • NEC PC-9801-104
  • NEC PC-9801N-15
  • NEC PC-9801N-25
  • NEC PC-9801N-J02 PCMCIA
  • NEC PC-9801N-J02R PCMCIA

snc ドライバはまた 64 * 16 ビット Microwave Serial EEPROM として National Semiconductor NS46C46 のサポートを含んでします。

実装に関する注

SONIC カードデータ構造と 32 ビット値のレジスタのアクセスはエンディアンに依存しないコードで作られています。しかしながら、 SONIC は常にビッグエンディアンモードであるので、 CPU と SONIC カードの間で共有されたデータ構造が常にビッグエンディアン順を保証することが必要です。 snc ドライバは PC-98 の C-バスと PnP バスをサポートします。レガシ (古い) C-バスのサポートも提供します。

診断

次のドライバ特有のエラーメッセージが報告されるかもしれません:
snc%d: snc_nec16_register_irq: unsupported irq (%d)
カードはドライバによってサポートされない IRQ を返しました。
snc%d: invalid packet length %d bytes
データパケットを転送する試みは無効のパケット長のために失敗しました。

歴史

snc ドライバは Motomichi Matsuzaki <mzaki@e-mail.ne.jp>と Hiroshi Yamashita <bluemoon@msj.biglobe.ne.jp>によって NetBSD から移植されました。それは FreeBSD 4.2 ではじめて登場しました。このマニュアルページは FreeBSD 5.3 ではじめて登場しました。

作者

このマニュアルページは Tom Rhodes <trhodes@FreeBSD.org>によって書かれました。

バグ

現在、 snc ドライバは PC-98 アーキテクチャでのみ動作します。それはたぶん同様に i386 アーキテクチャに取り組むべきです。
September 4, 2004 FreeBSD