EN JA
SBNI(4) (i386)
SBNI(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual (i386) SBNI(4)

名称

sbniGranch SBNI12 専用線モデムドライバ

書式

device sbni

解説

sbni ドライバは、次のモデルの専用線モデムのサポートを行ないます:

  • SBNI12-02, SBNI12D-02
  • SBNI12-04, SBNI12D-04
  • SBNI12-05, SBNI12D-05, ISA と PCI
  • SBNI12-10, SBNI12D-10, ISA と PCI

そして、ボイスバンド上のデータリンク用のキット:

  • SBNI12-11, SBNI12D-11, ISA と PCI

標準のポートおよび IRQ 仕様に加えて、 sbni ドライバは、Granch モデムがイーサネットに似たネットワークカードとしてシステムに提示されるので、ボーレート、レベルの受信、イーサネット MAC アドレスの下位 3 バイト (高位 3 バイトは常に 00:ff:01 です)、を設定することができる多くの flags もまたサポートします。

flags の高位バイトはビットフィールドで、それは SBNI アダプタの受信レベル/ボーレートを指定するために使用されます:

ビット 0-3:
受信レベル (0x00..0x0f)
ビット 4-5:
ボーレート番号:

00 -
0 ボーレート (2Mb in fast mode/500kb in slow)
01 -
1 ボーレート (1Mb/250kb)
10 -
2 ボーレート (500kb/125kb)
11 -
3 ボーレート (250kb/62.5kb)
ビット 6:
固定の受信レベルで使用

ビット 6 がセットされる場合、受信レベルは、ビット 0-3 値によって設定され、そうでなければ受信レベルは、自動検出されます

Bit 7:
固定のボーレートで使用

ビット 7 がセットされる場合、ボーレートは、ビット 4-5 値によって設定され、そうでなければボーレートは 2Mb に設定されます

関連ファイル

ドライバのソースは次に存在します:

/sys/dev/sbni/if_sbni.c
/sys/dev/sbni/if_sbnireg.h
/sys/dev/sbni/if_sbnivar.h

関連項目

arp(4), netintro(4), ifconfig(8)

歴史

sbni デバイスドライバは FreeBSD 4.6 ではじめて登場しました。

作者

FreeBSD 4.x のための sbni デバイスドライバは David Greenmaned(4) ドライバに部分的に基づいて、 Denis I. Timofeev によって書かれました。初期のバージョン ( ftp.granch.com で利用可能) は Alexey V. Zverev によって書かれました。

SBNI12 ハードウェアは Alexey V. Chirkov によって設計されました。

January 8, 2002 FreeBSD