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EX(4) (i386)
EX(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual (i386) EX(4)

名称

exIntel EtherExpress Pro/10 と Pro/10+ のためのイーサネットデバイスドライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device ex

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

if_ex_load="YES"

解説

ex ドライバは、Intel i82595 チップに基づいた、イーサネットアダプタのサポートを行ないます。

ISA バスでは、カードは、I/O アドレス範囲 0x200 - 0x3a0 で検索されます。 IRQ は、カード上の EEPROM から読み込まれます。正確な操作のために、プラグアンドプレイ (Plug-N-Play) のサポートは、無効にされるべきです。

PC Card バスでは、カードは、自動的に認識され、設定されます。

ハードウェア

ex ドライバは、次のイーサネットアダプタをサポートしています:

  • Intel EtherExpress Pro/10 ISA
  • Intel EtherExpress Pro/10+ ISA
  • Olicom OC2220 Ethernet PC Card
  • Olicom OC2232 Ethernet/Modem PC Card
  • Silicom Ethernet LAN PC Card
  • Silicom EtherSerial LAN PC Card

診断

ex%d: Intel EtherExpress Pro/10, address %6D, connector %s
デバイスのプローブは、インストールされたカードを見つけて、デバイスドライバを正しくインストールすることができました。
ex%d: WARNING: board's EEPROM is configured for IRQ %d, using %d
デバイスのプローブは、ボードがカーネル設定ファイルで指定されたものとは異なった割り込みのための設定されるていることを検出しました。
ex%d: invalid IRQ.
デバイスのプローブは、無効の IRQ 設定を検出しました。

歴史

ex デバイスドライバは、 FreeBSD 2.2 ではじめて登場しました。

作者

ex デバイスドライバは、 Javier Martín Rueda によって書かれました。 PC Card アタッチメント (付属品) は、 Mitsuru ISAWAKIWarner Losh によって書かれました。このマニュアルページは、 David E. O'Brien によって書かれました。

バグ

現在、ドライバは、マルチキャストをサポートしていません。

Silicom EtherSerial カードのシリアルポートは、現在、動作していません。 Olicom OC2232 PC Card は、 ex ドライバと共に動作するはずですが、現在、完全に壊れています。

July 16, 2005 FreeBSD