GEOM_UZIP(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | GEOM_UZIP(4) |
名称
geom_uzip — GEOM ベースの圧縮されたディスクイメージ書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
options GEOM_UZIP
もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:
geom_uzip_load="YES"
解説
geom_uzip フレームワークは圧縮された読み込み専用ディスクイメージのサポートを行います。これは読み込み時に少しの CPU 時間を犠牲にして顕著な記憶域の節約を可能にします。 GEOM ラベル領域で書き込まれたデータによって、 geom_uzip は mkuzip(8) で作成された圧縮イメージを検出して、 md(4) を通して論理的なディスクデバイスとしてカーネルに差し出します。 geom_uzip は、各イメージのためにユニークな md#.uzip デバイスを作成します。geom_uzip デバイスは、次にディスクイメージをアクセスするために FreeBSD カーネルによって使用されます。 geom_uzip ドライバは、基本的なディスクイメージへの書き込み操作を許しません。 md(4) デバイスが、与えられた geom_uzip デバイスに適合するかチェックするためには:
# geom uzip list Geom name: md1.uzip Providers: 1. Name: md1.uzip Mediasize: 22003712 (21M) Sectorsize: 512 Mode: r1w0e1 Consumers: 1. Name: md1 Mediasize: 9563648 (9.1M) Sectorsize: 512 Mode: r1w0e1
作者
geom_uzip ドライバは、 <fjoe@FreeBSD.org>によって書かれました。このマニュアルページは、 <ceri@FreeBSD.org>によって書かれました。October 9, 2006 | FreeBSD |