名称

fatm — Fore PCA200E ATM インタフェースのためのデバイスドライバ

書式

device fatm
device utopia
device atm

options NATM

解説

fatm デバイスドライバは FORE (現在は Marconi) PCA200E ATM インタフェースカードをサポートします。ドライバは natm(4) フレームワーク (枠組み)、 netgraph(4) および HARP とインタフェースをとります。それは PVC サービスのみを提供します。シグナル、ATMARP、ILMI、および他のより高いレイヤ (層) のプロトコルは、 netgraph(4) または HARP を使用して実装されています。

IP のためにカードを設定するには、 natmip(4) を参照してください。次の sysctl はドライバによって認識され、さらに、 utopia(4) によってそれらは取り扱われます:

hw.atm.fatm N .stats

uint32_t 統計値カウンタのデバイス特有の統計値リストを返します。

hw.atm.fatm N .istats

uint32_t の内部のドライバ統計値のリストを返します。

hw.atm.fatm N .retry_tx

これが設定されるなら、カード送信キューが満杯であるとわかったとき、パケットはインタフェースの送信キューに詰め戻されます。それらは後で送信されます。これが設定されないなら、パケットは落とされます。 UBR トラフィックが送信される場合のみ、これを設定することは役に立つかもしれません。

hw.atm.fatm N .debug

(デバッグが有効な場合のみ。)

これらはデバッグフラグです。利用可能なフラグに関しては src/sys/dev/fatm/if_fatmvar.h を参照してください。

ドライバはメディアオプション sdh, noscramb と unassigned をサポートします ( utopia(4) 参照)。

診断

fatm0: <FORE PCA200E> mem 0xd5800000-0xd59fffff irq 9 at device 9.0 on pci0

関連項目

natm(4), natmip(4), utopia(4)

作者

Harti Brandt <harti@FreeBSD.org>

バグ

これらのカードは CBR 形の 1 つの VCC のみあり得ます。現在、1 つ以上の CBR 接続を要求することは可能です。この場合、すべてのタイミングは間違います。より良いカードについては hatm(4) を参照してください。