EN JA
ESP(4)
ESP(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual ESP(4)

名称

espEmulex ESP, NCR 53C9x と QLogic FAS ファミリベースの SCSI コントローラ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device scbus
device esp

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

if_esp_load="YES"

解説

esp ドライバは、多種多様なシステムと周辺機器ボードで見られる QLogic FAS100A, FAS216, FAS366 と FAS408 SCSI コントローラチップと同様に AMD Am53C974、 Emulex ESP100, ESP100A, ESP200 と ESP406、 NCR 53C90, 53C94 と 53C96 のサポートを行います。

ハードウェア

esp ドライバによってサポートされるコントローラは、次の通りです:

  • MELCO IFC-DP (PC-98)
  • Sun ESP family
  • Sun FAS family
  • Tekram DC390
  • Tekram DC390T

歴史

esp ドライバは、 NetBSD 1.3 ではじめて登場しました。それが含められた最初の FreeBSD バージョンは、 FreeBSD 5.3 でした。

作者

esp ドライバは、 Scott Long <scottl@FreeBSD.org>によって FreeBSD に移植され、後に Marius Strobl <marius@FreeBSD.org>によって大幅に改良されました。

バグ

esp ドライバは、 Tekram コントローラの EEPROM 設定を読み込むべきです。
November 1, 2011 FreeBSD