ARCMSR(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | ARCMSR(4) |
名称
arcmsr — Areca RAID コントローラドライバ書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device pci
device scbus
device da
device arcmsr
device scbus
device da
device arcmsr
もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:
arcmsr_load="YES"
解説
arcmsr ドライバは、SAS と SATA RAID コントローラの Areca ARC-11xx, ARC-12xx, ARC-13xx, ARC-16xx と ARC-18xx シリーズのサポートを行います。これらのコントローラは、RAID-0、1、3、5、6 と 10 および最大 16 SATA ドライブまでの JBOD アクセラレーション (加速) の特徴があります。 RAID レベルとストライプ (stripe) レベルマイグレイション (移行)、オンライン容量拡張、活線挿抜、自動フェイルオーバと再構築と SMART がサポートされます。 SCSI CAM /dev/da? デバイスノードを介してアレイへのアクセスは、提供されています。また、管理インタフェースも /dev/arcmsr? デバイスノードを介して提供されています。 i386 と amd64 のための管理ツールは、Areca から利用可能です。ハードウェア
arcmsr ドライバは、次のカードをサポートしています:
- ARC-1110
- ARC-1120
- ARC-1130
- ARC-1160
- ARC-1170
- ARC-1110ML
- ARC-1120ML
- ARC-1130ML
- ARC-1160ML
- ARC-1200
- ARC-1201
- ARC-1210
- ARC-1212
- ARC-1213
- ARC-1214
- ARC-1220
- ARC-1222
- ARC-1223
- ARC-1224
- ARC-1230
- ARC-1231
- ARC-1260
- ARC-1261
- ARC-1270
- ARC-1280
- ARC-1210ML
- ARC-1220ML
- ARC-1231ML
- ARC-1261ML
- ARC-1280ML
- ARC-1380
- ARC-1381
- ARC-1680
- ARC-1681
- ARC-1880
- ARC-1882
関連ファイル
- /dev/da?
- アレイブロックデバイス
- /dev/arcmsr?
- 管理インタフェース
歴史
arcmsr ドライバは、 FreeBSD 5.4 ではじめて登場しました。作者
ドライバは、 <erich@areca.com.tw>によって書かれました。バグ
ドライバは、i386 と amd64 でテストされました。おそらく、ビッグエンディアンアーキテクチャでさらに機能することを必要とします。February 27, 2013 | FreeBSD |